聖母の陥落 2 ―息子の毒に上書きされる母―

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サークル名: 一発書房
ジャンル: ノベル 熟女 人妻・主婦 近親相姦 中出し 退廃・背徳・インモラル シリアス 母親 専売 男性向け 成人向け 歳の差 寝取り・NTR
作品紹介:
「聖母の陥落 ―親友の毒に溶ける母―」の続編。 親友・亮の仕掛けたあまりにも残酷な罠によって、実の母親・真由美の「陥落」を目の当たりにした和也。我が子への信愛さえ忘れ、亮の従順な玩具として生きることを選んだ母の姿に、和也はすべてを失い、絶望のどん底に突き落とされていた。 ぬけがらのようになった和也の前に現れたのは、隣人に住む母の親友であり、妖艶な未亡人でもある貴子だった。 「私もあの子に、すべてを壊されたの――」 貴子が明かした衝撃の過去。それは、亮への復讐を誓う、和也と貴子の「血の通わぬ共犯関係」の始まりを意味していた。 雪の降る密室で、貴子から施される過激な「特別授業」。 亮の調教術、女の弱点、心理的支配――そのすべてを叩き込まれた時、和也の中から「息子」という生ぬるい殻が剥がれ落ち、冷徹な捕食者としての本能が覚醒する。 深夜、帰宅した和也が向かったのは、かつて「聖母」だった母の寝室。 亮に狂わされた母の肉体に、今度は和也の冷徹な指先が伸びる――。 親友の毒に溶けた母を、今度は息子の毒が上書きしていく。 総字数 約30,000字 【目次】 目次 第6章:傷を舐め合う隣人 1. 腐食する日常と残像 2. 地獄への訪問者 第7章:背徳の特別授業 1. 聖域の崩壊と沈黙のレッスン 2. 愛撫の解体新書 3. 毒による上書き 4. 覚醒のデモンストレーション 第8章:奪還の序曲 1. 聖母の仮面と歪んだ残香 2. 恐怖による調教 3. 上書きの儀式 4. 共犯の完成 第9章:奪還と陥落 1. 死神からの呼び出し 2. 血の通わぬ密室 3. 偽物の王座の崩壊 4. 逆転の寝取り儀式 エピローグ:狂おしい楽園と新たな猟場 【冒頭 2,000字】 第6章:傷を舐め合う隣人 1. 腐食する日常と残像 スマートフォンが静かに熱を失い、画面が暗転してからも、俺の視界にはあのおぞましい光景が網膜に焼き付いたまま離れなかった。 湿った冷気を含んだ風が、時折、立て付けの悪い窓をガタガタと揺らす。カーテンの隙間から差し込む午後の陽光は、空中に舞う埃を白く照らし出すだけで、この家の芯まで冷え切った空気を温めてはくれない。俺はリビングのソファに深く沈み込み、ただ一点――母が今朝まで座っていた椅子を見つめていた。 頭の中では、亮から強●的に見せつけられたビデオ通話の残像が、執拗に、そして鮮明にリピートされていた。ベージュのカシミアコートを脱ぎ捨て、全裸で四つん這いになっていた母。亮の逞しい腕に抱かれ、その野性的なピストン運動に合わせて、かつて俺を慈しんだその身体を淫らに波打たせていた。 『ナカに! ……亮くんの、熱いの……っ、全部ナカに出してぇ!』 狂おしい叫びとともに、母の胎内へと注ぎ込まれた亮の白濁した種。その熱が、画面越しに俺の指先まで伝わってきたような錯覚に、俺は激しい吐き気を覚えた。 「……あ、あ……」 声にならない呻きが漏れる。 胃の腑がドロドロとした泥水で満たされ、内臓が腐り落ちていくような感覚。 俺が知っていた「聖母」としての母は、あの瞬間、完全に死んだのだ。 いや、死んだのではない。亮という劇薬によって、その皮を剥がされ、中からおぞましい「雌」の正体を露呈させられたのだ。 あの人は今、どこかの安ホテルのベッドで、亮の匂いに包まれながら、事後のまどろみの中にいるのだろうか。それとも、まだ足りないとばかりに、実の息子の親友に二度、三度と跨っているのだろうか。 想像するだけで、心臓が握りつぶされるように痛む。 信じていた。母が涙ながらに「もう会わない」と約束してくれたあの瞬間、俺は救われたと思った。あの涙は、亮に脅されていたから流したものではなかった。ただ、大好きな亮との密会を続けるために、邪魔な息子を黙らせるための、安い、あまりにも安い演技に過ぎなかったのだ。 「……死にたい」 ポツリと漏れた言葉は、誰に届くこともなく、冷え切ったリビングの空気に吸い込まれて消えた。 信頼も、愛情も、すべては裏切りの快楽を際立たせるためのスパイスにされた。 俺という存在は、あの二人にとって、背徳感を高め、情事をより濃厚にするための「最高の観客」でしかない。 これほどまでに惨めで、これほどまでに無力な人間が、この世に他にいるだろうか。 ふと視線を落とすと、テーブルの上には今朝、母が焼いたはずのトーストの燃えかすが、冷え切った皿の上で白く固まっていた。 その丁寧な家事の跡さえも、今は自分を騙し続けるための装置にしか見えない。 母の指先。その指は、今頃亮の背中に爪を立てている。 母の唇。その唇は、亮の汚いモノを吸い上げている。 母の言葉。その言葉は、俺には一度も向けたことのないような、獣の喘ぎ声を上げている。 リビングの壁に掛かった時計が、無機質な音を立てて時を刻む。 三時間が経過した。母はまだ帰ってこない。 もう、この家には何の意味もない。母が帰ってきたとしても、その身体の中には俺の憎む男の精液がたっぷりと湛えられ、その肌には消えない支配の印が刻まれている。 俺の居場所は、どこにもなかった。 そんな、絶望の泥濘に沈み込んでいた時だった。 ピンポーン、と。 控えめだが、どこか意志の強さを感じさせる重みを持ったチャイムの音が、静まり返った家に響き渡った。 俺は動かなかった。 居留守を使おうと思った。今の俺に、他人と顔を合わせる気力なんて一滴も残っていない。 だが、チャイムは諦めることなく、二度、三度と繰り返された。 それも、配達員やセールスの類ではない。こちらの様子を伺うような、粘り気のある、切実な響き。 重い、鉛のような足を引きずりながら、俺は玄関へと向かった。 震える手でドアノブを回し、隙間を作るようにして開ける。 「……和也くん。やっぱり、いたのね」 そこに立っていたのは、予想だにしなかった人物だった。 隣の家に住む、貴子さん。 母さんの二十年来の親友であり、数年前に旦那さんを亡くし、今は一人で暮らしているはずの未亡人。 いつもなら、上品なアンサンブルに穏やかな微笑みを湛え、「和也くん、大きくなったわね」と優しく声をかけてくれる彼女。 だが、今日の貴子さんは違った。 整えられたはずの髪はわずかに乱れ、その大きな瞳には、俺と同じ「壊れたもの」を見つめるような、暗く湿った執念の色が宿っていた。 「……貴子、さん……」 俺の声は、自分でも驚くほど掠れていた。 貴子さんは俺の顔をじっと見つめると、何も言わずに玄関の段差を乗り越え、家の中へと入り込んできた。 その細い身体からは、いつものおしろいの匂いに混じって、どこか焦燥したような、熱を帯びた女の匂いが漂ってきた。
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